ひとりでがんばらないことが幸せに生きる道につながる

Vol.25

【一年間介護をがんばってきた自分を褒め、全てよしで終える】

 

皆さん、こんにちは。

介護メンタルセラピストの夏希優太です。

2025年も残りわずかですね。

年末年始は慌ただしく、体調を崩しやすい時期でもあります。

ご自愛くださいね。

 

今回のコラムでお伝えしたいことは、

〝一年間介護をがんばってきた自分を褒め、全てよしで終える″ということです。

 

今年一年を振り返ってどうでしたか?

今年も一年介護を続けてこられた方、今年から介護が始まった方、今年で介護を終えられた方、色んなケースがあると思います。

 

そして関わっていく中でも色んなことがあったはずです。

上手くいったこともあるでしょうし、そうではなかったことも。

心が折れそうになったこともあったかもしれません。

 

けれど、今こうして年末を迎えることができていることはあなた自身が対処し乗り越えてきたからです。

まずはその自分を褒めてください。「一年間よくやってきたね」。褒めることは自分を肯定することにもなります。

 

その上で、この一年の間に介護に関わってきた中でのことを振り返ってみてください。

よかったことや嫌だったこと、苦しかったり辛かったりしたこと、その体験の中で感じたこともあるはずです。

 

中でもマイナス面に関しては、何が嫌だったのか、何が苦しかったり辛かったのか、どんなことでもいいので実際に書き出しをしてみることをオススメします。

書き出しをすることで実際に視覚として見えるので、冷静に考えることができ、これからの介護に活かしていくことができるはずです。

それらの経験が、確実にあなた自身の力をつけてくれています。

 

どんなことだったとしても全てよし。

 

冒頭にも触れましたが、全てよしとすることは自分自身を肯定していくことになります。

そしてマイナスのエネルギーを次へと持ち越しません。

区切りをつけることで切り替えて次へ進んでいけます。

 

一年間介護をがんばってきた自分を褒め、全てよしで終えてくださいね。

一年間の介護、本当にお疲れ様でした。

 

最後に今年も一年間、コラムを読んでいただきありがとうございました。来年も引き続き、よろしくお願いいたします。

 

それでは良きお年をお迎えくださいね。

Vol.24【長く介護を続けていくために大切なこと】

 

10月もまもなく終わります。

気温もグッと下がってきて、冬と年末の足音が聞こえてきます。インフルエンザも流行り始めているようですので、体調にはお気を付けくださいね。

 

それでは、今回のテーマに入っていきます。

今回のテーマは、長く介護を続けていくために大切なこと。

 

ここで一つ質問です。

あなたは、周りを頼れていますか?一人でがんばりすぎていませんか?

 

先日インターネットで、タレントの市毛良枝さんの親御さんの介護についての記事を読みました。市毛さんは、13年に渡ってお母様の介護をされていたそうです。記事の中で市毛さんは、最初は周りや制度も利用せずに一人でがんばっておられたそうです。

けれど途中から心身の不調が出てきて、ソーシャルワーカーの方から助言をいただき、そこからは周りを頼ったり、制度も活用しながら自身の生活も大切にすることで介護をやり遂げられたそうです。

 

市毛さんも周りを頼ることの重要性を書かれていたのですが、頼ることによって仕事ができたり自分の余暇を楽しめたりと、人間関係の拡がりによって助けられたということでした。

 

私自身も日々の介護現場の中で利用者さんのケアに関わっていますが、それも周りのスタッフに頼ったり助けてもらうことでケアが成り立っています。

全てを一人でやろうとすると、とてもじゃありませんが難しいです。一人でやれることには限界がありますし、心身が不調に陥ってしまいます。他のスタッフがいてくれるからこそ、休憩で気持ちの切り替えができてケアに向き合うことができるのです。

 

自分の親であれば尚のこと、自分ががんばらないと、と思ったり、周りに頼ることは申し訳なく良くないことだ、というイメージをもってしまわれる方もいらっしゃるかもしれません。

 

けれど、考えてみてほしいのです。

介護をしていく上では、それを担う介護者自身が元気でいないと成り立ちません。そして、介護サービスや制度に於いても、その負担を軽減していくことを目的としてあるのです。

 

だからこそ、利用できる制度やサービスはしっかりと活用し、周りの人にも頼れるところは頼って介護者自身の生活や余暇も大切にしてください。それが心身の健康や余裕にもつながり、結果としてケアの質も向上していきます。

 

周りに頼る、一人でがんばらない。

長く介護を続けていくために大切なことです。

Vol.23【視野を広く持つために大切なこと】

 

皆さん、こんにちは。

2025年も折り返しを過ぎ、8月も半分を過ぎましたね。お盆の時期にはご家族で集まられた方も多かったのでしょうか。

まだまだ日中は暑い状況が続いています。体調には十分に注意をして、元気にお過ごしくださいね。

 

それでは、今回のテーマに入っていきます。

今回は「視野を広く持つために大切なこと」ですが、その大切なこととは「休むこと」です。

 

介護をしていく上で、休むことの重要性はよく耳にすると思いますが、休まないことによって何が起こるのか、私の実体験をお伝えしたいと思います。

 

私は普段は介護施設で働いていますが、少し前に、勤務が連続している状況がありました。身体的な疲れは勿論、精神的な疲労を解消するためにも、休むことをしっかりと意識していたつもりでした。

ですが、実際にはあまり休めていなかったのです。

 

すると、目の前のことに手一杯で周りをみる余裕がなく、狭い範囲でしか物事を見られなくなっていました。

普段であれば、率先して他のスタッフをフォローできることが、そこまで気を回すことができなかったり、行動のテンポも軽快ではなく、ワンテンポ遅くなってしまうことで周りとのコミュニケーションがうまくいかなかったり。

それによって自分を責めてしまうという状態にまでなっていました。

その後、休んだことで状況が改善され、改めて休むことの大切さを実感したのです。

 

一人でやっている訳ではないので、自分本位ではなく周りのことも考えられなければなりません。周りの状況を考えられる視野をもつには、自分に心の余裕がなければ難しいです。その心の余裕をもつためには休むことがとても重要なのです。

 

では実際に休むためにどうすればいいのか。

介護サービスを使って物理的に時間を作り、しっかり休むことも大事なことですが、

その他に、自分が元気な時にどういう行動をとっているのか、そのパターンを知っておくことも有用なことです。

例えば、コーヒーを飲むと心に余裕を持てる、自然の中に身を置くとエネルギー充電できる、お気に入りの香りをかぐと癒される、など。

 

一人一人、自分の心が元気になることや楽しいことがあるはずです。

介護する中で長い時間を作ることは難しい場合も多いでしょうが、少しの時間でいいので一日の中でそういった時間をもつ工夫をしてみましょう。

そうすることで気持ちの上で休んだいう実感はもてるはずです。

気持ちが休まればそれが心の余裕になり、視野も広くいられると思うのです。

実際に私もこれを実践し、元気を継続しています。

 

視野を狭めないためにも、休むことを大切にしていきましょう。

Vol.22【思い方を変えることで心が楽になる】

 

皆さん、こんにちは。

新年度がスタートしましたね。

環境の変化などがあった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

介護に関しては大きな変化は感じられないかもしれませんが、季節の変わり目で落ち着かないことはあるかもしれません。

新年度は一つの節目ではあるので、それを活用して気持ちの切り替えをするのもオススメです。

 

前置きが長くなってしまいましたが、今回は「思い方を変えることで心が楽になる」というテーマでお伝えをしていきます。

 

介護をしていると日々色んなことは起きるし、気持ちが揺れることも多々起こります。

けれど思い方を少し変えることで心は大きく楽になります。

私の実体験で、心が楽になったエピソードをお話しいたします。

 

私自身が介護の業界に身を置くようになってから15年目に入ります。

日々施設で利用者さんと関わる中では、色んなことが起こりますし、時には利用者さんに対してムッとなったり、苛々してしまうことも正直あります。

 

人間なのだから色んな感情を持つことは当たり前なのですが、業界に入って数年間は「利用者さんに対して苛々することは良くないこと、思うことすら良くないこと」だと真剣に思っていました。

苛々しても無理に気持ちを切り替えようとしたり、そのような気持ちを持つ自分を責めることもありました。

切り替えようとすればするほど苦しさも感じていました。

 

ですがちょうどその頃、メンタルエステスクールでの学びの中で、人間なのだから利用者さんに対してマイナスの気持ちを持つことは当たり前なのだ、ということを学びました。

持ってはいけない、と思っていた私には衝撃的な考え方でしたが、この感情は当たり前の感情なんだ、と気持ちを受け入れられるようになったことで、無理に気持ちを切り替えようとすることが無くなり、自分を責めることもなくなり、とても心が楽になりました。

 

上手く気持ちを切り替えられるようになったことで、利用者さんに対しても大きな気持ちで接することが出来るようになったようにも感じます。

 

どんな気持ちも自分をつくってくれている大事なものです。

だから「それでいい」と一旦受け入れてみてください。

受け入れることが難しければ、受け止めるだけでもいいです。

無理に切り替えようとするのではなく、「それでいい」と思うこと。

そうすることで気持ちを切り替えられるスピードは早くなるはずです。

Vol.21【一年の終わりはすべてよしで終えること】

 

皆さま、こんにちは。

介護メンタルセラピストの夏希優太です。

2024年も残りわずか。今年最後のコラムとなります。

 

そんな2024年最後のコラムでお伝えしたいこと。

それは「すべてよしで終える」ということ。

 

在宅介護をしていく中では

色んな状況の方がいらっしゃると思います。

今年から介護が始まった方、在宅介護真っ最中の方、

今年介護を終えられた方。

 

それぞれの状況の中で、楽しいことだけでなく、

苦しかったり辛かったり、悩んだこともあったと思います。

でも、それらの経験を通して気づいたことや感じたことが

確実に自分の力になっているのではないでしょうか。

一年前の自分と今の自分は同じではないはずです。

自分では変わっていないように思えても、確実に進化しています。

 

私自身も介護の現場で働く中で

今年は新たなチャレンジをさせていただく機会がありました。

最初のうちは戸惑ったり、

思うように進まずに苦しい時期も続きました。

正直逃げ出したくもなりました。

 

けれど何とか投げ出すことなくやり通し進み始め

改めて振り返ったときに

苦しかったから気づいたことや学べたことも多くて、

その経験をできてよかったと心から思えました。

経験する前の自分から一つステップアップしているなと感じています。

 

日々介護をしていると、どうしても忙しさもあるので

中々振り返ることは難しいですよね。

けれど年末のこの時期は良いタイミングだと思うので

是非、今年一年の介護経験を振り返る時間をとってみてください。

そして、良かったこと、苦しかったり辛かったこと、悩んだことなど

「どんな経験も自分の力になっている、すべてよし」

と思っていきましょう。

 

そう思うことで、一年の経験を良き形で終えることができます。

そして前向きな気持ちを、来年のエネルギーにしていきましょう。

 

最後に

今年も私のコラムをお読みいただき、ありがとうございました。

来年も、介護に役立つコラムを書いていきたいと思います。

どうぞ良き年末年始をお過ごしくださいね♪