ひとりでがんばらないことが幸せに生きる道につながる

Vol.16【介護を長く続けるためのコツ ペース配分を考える】

 

皆様、こんにちは。

介護メンタルセラピストの夏希優太です。

 

11月の始まりは暖かい(暑い?)と思っていたら

中旬くらいから急に気温が下がり

あっという間に冬の寒さを感じるようになりました。

寒暖差が大きいので身体には負担がかかります。

体調には十分気をつけてお過ごしくださいね。

 

今回は介護を長く続けるためのコツについて

お伝えしていきたいと思います。

 

先に結論から伝えてしまうと、

介護を長く続けていくためにはペース配分を考えていく、

ということが大事なポイントとなります。

 

私自身の話になってしまいますが

私は走ることが好きで、フルマラソンを走ることもあります。

フルマラソンは、42.195kmの距離を走るのですが

当然最後まで全力で走り続けられる訳ではありません。

 

最初からスピードを出しすぎると

途中で息切れを起こして走れなくなります。

42.195kmという距離の中でペースの配分を考えることが必要になります。

 

快調に走れるところ、ペースを抑えた方がよいところ、

キツすぎてペースが落ちて我慢しないといけないところ、

色んな場面があります。

どうしてもキツイ時には一旦走ることを止めて

歩きに切り替えることもあります。

そうやって配分を考えながらゴールを目指していきます。

 

少し話が逸れてしまうかもしれませんが、

マラソンって介護に置き換えることができるなって思ったのです。

マラソンは42.195kmというゴールはあるものの、

そこまでの道のりは長く、途中で辛くなったり脚が痛くなったり、

場合によっては身体の不調が出ることもあります。

 

介護でいえば

中々上手くいかなかったり思い悩んだり

葛藤する部分がこの部分に当てはまると思います。

 

けれどそんな時にマラソンでは、

ペースを落としたり少し休んだり、ドリンクを飲んだりして調整をします。

これと同じで介護に於いても

辛い時やシンドイ時には無理をせずに意図的にがんばらないことも必要です。

そして周りのサポートも活用していく。休んだっていいのです。

 

マラソンは明確なゴールが見えますが、介護はその部分が見えにくいです。

だからこそ、ペース配分が大事なのです。

 

状況に応じてギアを全速力にしたり緩めたり、

そして時には止まる(休む)ことも必要。

そこのバランスを上手く調整して自分の心身を健康に保つことが、

長く元気に介護に関わっていけるコツなのです。

ぜひ実践してみてくださいね。