ひとりでがんばらないことが幸せに生きる道につながる
Vol.11【ネガティブな気持ちを抱く自分を責めないでほしいこと】
皆様、あけましておめでとうございます。
介護メンタルセラピストの夏希優太です。
昨年も一年間、私のコラムを読んでくださってありがとうございました。
今年もまた、少しでも心が軽くなっていただけるコラムを書いていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
新年最初のコラムは
「ネガティブな気持ちを抱く自分を責めないでほしい」
ということをテーマに書いていきます。
私はこのコラム以外にもブログ等で発信をさせていただいていますが
コメントをいただいたり、
介護現場でご家族様とお話をする中で感じることは、
介護をする中で抱くネガティブな気持ちに対しての受け止め方に
悩んでいらっしゃる方が多いということ。
介護をしていれば常に穏やかな気持ちでいられる訳ではなく、
苛立ちや怒りといった気持ちが出てくることも多いです。
けれどそれに対して、良くないことだと思っていたり、
そうした気持ちを持つことによって自分を責めてしまったりして
苦しんでいらっしゃる方が多い印象を受けています。
かく言う私自身も以前はそうでした。
介護の仕事を始めた当初、私はご利用者さんに対して
苛々したり怒ったりするのはいけないことだと思っていました。
そんな気持ちを持つ自分がダメなのだと自分を責めていましたし
そんな気持ちを持つ自分も嫌でした。
何とかポジティブな方へと気持ちを切り替えようとしていました。
けれど一方で、モヤモヤしたものを感じている自分もいました。
今では、自分の本当の気持ちと頭で考えようとしている気持ちが
一致していなかったからだと分かるのですが、
本当はネガティブで一杯なのにそれに蓋をしようとして苦しかったのです。
メンタルエステスクールで学んでいく中で、
ネガティブな気持ちを持つことも自然で悪いことではないのだと
思えるようになってからは心も軽くなり、
きちんと受け止めて気持ちの切り替えもスムーズにできるようになりました。
だから、
ネガティブな気持ちを抱く自分もよしとするということを伝えたい!
ネガティブな気持ちを持つからといって自分がダメな訳ではありません。
その部分も自分という人間を創ってくれている大切なところです。
だからもし、そうした気持ちが出てきた時は
責めるのではなく、その自分もよしと認めてください。
そうすることで気持ちの切り替えもスムーズにいくはずです。
ネガティブな自分も○なのです。