Eyes of the Heart
~こころの目をひらいてのぞむ未来を手に入れる
Vol.3【植物の自然の力を使ってマインドをリセット】
私はアロマセラピストでもあるので
香りのお話を少しさせていただきますね。
最近はアロマが身近なものになって
ちょっと複雑な心境でございます。
なぜなら
お花の香りで消臭…みたいな(笑)
もっとひどいのは香害。
香りが害になるなんて…
自然の香りはそんなことは無いんですよ!!
ただ、アロマセラピーとなると難しいという方が多いのが現状で、
アロマセラピーって何だろう、香りを嗅いでリラックスするね
という方がほとんどではないでしょうか。
アロマセラピーで使う精油は、
植物の花や葉、茎、根から採りだす香りの成分を集めたもの。
精油には、傷を癒したり、胃腸などの内臓の働きを助けたりする他に、
マインドに働きかける作用もあって古くから使わていたのです。
有名な話では、三大美女と言われている‟クレオパトラ“
クレオパトラは古代エジプトのファラオ(女王)で
とてもバラの香りが好きで、
バラの花弁を水に浸したバラ水を生んだのも
クレオパトラだと言われています。
当時のエジプトは強大化するローマによって半ば属州となっていて、
王朝を存続させるためにローマの権力者に近づこうとして
バラを用いた外交をしました。
ローマの猛将カエサルをもてなす宴で、
出席者全員にバラのリースを冠にして豊かな香りであたりを満たしました。
これを見たカエサルはクレオパトラを見初め、互いに恋に落ちます。
カエサル亡き後、
今度は有能な武将アントニウスをエジプトに招いたクレオパトラは、
大理石の床にバラの花びらを70センチも積もらせて
アントニウスとその一行を迎え入れたと言います。
この粋な計らいにアントニウスも魅了され、
彼もまたクレオパトラの虜になってしまうのです。
しかし、アントニウスは政敵に討たれ、
クレオパトラも彼と運命を共にしたのです。
バラ(ローズ)の香りは、
心を癒し、元気を取り戻してくれる作用や、
孤独感や失望感を和らげ、幸福感をもたらしてくれます。
愛の本質を知ることで、
自分と他人への信頼感をよみがえらせてくれます。
そんなバラの香りにカエサルもアントニウスも
戦争ばかりの日々を忘れ幸福を感じたのではないでしょうか。
そして、女性ホルモンのバランスを整えるので
クレオパトラの美貌も一層増して虜になったのでしょう。
古代から香りが使われたお話はたくさんあり、
人は香り(植物)と共に生活していたことは
壁画などからも見つかっていて身近なものだったことがわかります。
そして、香りの元になっている植物の力は、
人の心を癒して変化する助けをしてくれています。
カエサルやアントニウスが戦いに疲れた体を癒すのに
香りが必要だったように、
今の時代も心にささったとげを香りで癒す時だと思います。
皆様も香りに触れる機会がありましたら
古代に思いを馳せながら自分の好きな香りを探してみるのも
楽しいと思います。
沢山ありすぎて分からない、探し方が分からない、という方は
私のようなアロマセラピストを頼るのも一つの方法ですよ。
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大野文枝(おおのふみえ)プロフィール
日本メンタルエステ協会 認定講師
メンテナンスアロマサロン マーノカローレ代表
メンタルセラピスト(日本メンタルエステ協会認定)
ヒーラー・チャネラー
東京都在住。
2005年会社員生活を辞めてアロマセラピストの道に進む。2009年に独立。「ボディトリートメントを通して笑顔で毎日を過ごせる女性を増やしゆとりある生活を」をコンセプトに体、心を健康にしていくサロンを立ち上げる。2013年クライアントの悩みが深くなるにつれメンタルを学ぶ必要性を実感、メンタルエステスクールの門をたたく。2014年BMSE inハワイにメンタルセラピストとして初出展、翌年2015年には出展のほか講演も行い現地の方々に好評を得る。2019年癒しフェア㏌東京では講演で、自身の体験をもとに心の在り方、見方の重要性を伝える。「心と体は繋がっている」という信念を持ち、カードセッションやボディトリートメント、エネルギワーク、アロマセラピーなど心と体の両面からのアプローチで、多くの女性を笑顔にすることを生きがいとする。
ブログ:40歳からのむくみ疲労解消アロマサロン
http://ameblo.jp/manocalore/ (青物横丁駅/大井町駅)
HP:メンテナンスアロマサロン マーノカローレ