自分らしい花の咲かせ方

Vol.22【ベクトルを相手に向けるって大切だなと】

 

ベクトルを相手に向けるって大切だなと、

先日改めて感じた出来事がありました。

 

私はお店を固定せず定期的にマッサージに通っています。

身体が疲れているので癒されたい、出来れば寝たい!

と思って行くのですが

結構な確率で話しかけ続けるセラピストさんが多いのです。

 

先日も、日頃の私の凝りや痛みが改善するように

プロとしてアドバイスをしてくれているので

とてもありがたいですし

アドバイスを活かしていこうと思うのですが、

ある程度のところで静かに眠りたい、というのが本音でして、

全身から休みたいというメッセージを出してみたのですが(笑)

残念ながらそれは伝わりませんでした。

 

お店の方針や営業も含めて色々な事情はあるとしても、

目の前の人が何を求めているか、

ベクトルを向けるってこういうことなんだなーと実感し

改めて私自身、セラピストとして考えるきっかけとなりました。

 

ただこれはセラピストだけに限らず

色々な場面でも当てはまると思うのです。

 

目の前の方がどんな状況で何を求めているのか?

話される【言葉】だけで判断するのは危険です。

その方の背景をしっかり感じ取ることをせず判断してしまうと

気が付かないうちに全く違う方向へいってしまうからです。

「この方にはこれが必要だから教えよう!伝えよう!」

という状況の時こそ気を付けなくてはいけないですね。

 

「一人一人違う人間」であることは分かっているはずなのに

当たり前すぎて私たちは忘れてしまっているのかもしれません。

当たり前のことこそ、疎かになってしまいがちですね。

改めて自分自身に問うことが出来ました。

「相手のために」が「自分のために」になっていないか?

ベクトルをしっかり相手に向けて

よりよい人間関係を作っていきたいです。

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咲良香月(さくらかづき)プロフィール

日本メンタルエステ協会 認定講師

メンタルセラピスト(日本メンタルエステ協会認定)

ヒーラー・チャネラー

認定心理士

健康心理士

 

群馬県在住。

幼少時代より人間に興味をもち、大学では心理学部に在籍。主にアイデンティティを研究し、人間の奥深さを学問として学ぶ。在学中に認定心理士・健康心理士取得。占いにカウンセリングの可能性を感じ学ぶ。様々な角度から人間へアプローチをするために、栄養学やアロマテラピー、保育学、夢を叶える成功哲学を学ぶ。

2010年、メンタルエステースクール・メンタルセラピストマスターコースにて師である斎藤さちよより、三位一体のホリスティックの考えを享受。ヒーリングも取得。

現在は企業で働く傍ら、メンタルセラピストとして活動中。