笑顔が一番

~心から笑顔になるために

Vol.2【魂の約束を果たすと心が喜ぶ事を知りました】

 

メンタルセラピストの小池清美です。

昨年、92歳で実父がなくなりました。

今回はその父との魂の約束について書きたいと思います。

 

私は父との関係に

息子と私の関係のような魂の約束を感じています。

(*詳しくは

Vol.1【セラピストを目指す原点になった出来事】をご覧ください)

 

今年に入り、数名の仲間たちと

「昨年の出来事で嬉しかったこと、良かった事はどんな事か?」

という話をする機会がありました。

 

『子供が産まれたこと』

『娘が子供を授かったこと』

『ペットを飼いはじめたこと』等々

仲間が話す中、私が話したことは

『父を看取り葬送できたこと』でした。

嬉しかったことというよりも

良かったことに近い感覚です。

 

実は

葬儀が済み、落ち着いた頃に

父を送ったことがひとつの区切りとなり

魂が喜んでいることを感じたのです。

 

息子が私を親に選んで産まれてきたように

私も親として父を選んで産まれてきたんだ、

父を看取るという事を魂で決めて産まれてきたんだ、と

確信できる瞬間でもありました。

父からも「良くやった」と褒めてもらっているようにも感じました。

 

昭和一桁生まれの父は

「愛人を囲う事も男の甲斐性だ、何が悪い」

と、私達の家と別宅を往き来し

今の時代では受け入れられないことも当たり前で

悪びれもせずに生きてきた人でした。

 

我が家は普通の家じゃないんだと

両親の喧嘩を目の当たりにしながら

泣いていた子供時代でした。

 

その後、父と母が別れて暮らすことになり

父が愛人の女性と暮らし30数年が過ぎた頃のことです。

父が86歳の頃ですね。

 

父はずっと女性と古いアパートに暮らしていました。

陽も射さず、すきま風が吹くアパートで、

さすがの父も年齢のこともあったのか

暖かい陽射しの入るところに移りたい、と言ってきました。

 

その時

私は魂の約束が覚醒したような感覚を覚えたのです。

今にして思うと

父との魂の約束を果たす為に動き始める合図だったのだと思います。

 

その日から約3ヶ月後に

見晴らしが良く陽射しがたっぷり入る9階の部屋に移ることができました。

そしてお気に入りの部屋で穏やかな数年間を過ごしました。

 

90歳を過ぎ身体が言うことを効かなくなり

この頃から入退院を繰り返し

介護付き有料施設にも入居し

体調を崩し入院した病院で息を引き取りました。

 

「長生きしすぎた」「楽になりたい」と言う父に

なんて言って良いのか分からず戸惑うことも

時には頭に来ることもありましたが

魂の約束で

『晩年の父の面倒をみて看取る』と決めてきていたからこそ

苦もなく楽しく面倒をみることが出来ました。

 

魂が決めてきたことを受け入れて行動することで

たとえそこに別れがあったとしても

悔いはなく過ごすことが出来ました。

 

これからも私の魂が喜ぶ様に

魂が決めていることを

魂の約束として取り組んでいきたいと思います。

 

皆さんも

ご自身の魂の約束、魂が決めてきたことを

先ずは受け入れてみて下さい。

それだけでもあなたの魂は喜ぶはずです。

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小池清美(こいけきよみ)プロフィール

 

日本メンタルエステ協会 認定講師

メンタルセラピスト(日本メンタルエステ協会認定)

ヒーラー・チャネラー

  

東京都在住。

母親が信心深く、幼少期から神社仏閣を巡る。

「神様に頼むだけではなく、地に足をつけ自立した一人前の人になる努力をしなさい」と母親から言われ育ち、人としてしての成長を厳しく教えられる。結婚後は三人の子育てをしながら、母親から言われたことを守り続け自立した人間を志す。母親が他界、子供達も成人し、その頃より自分自身の生まれてきた意味や自分の天命や使命を模索し始める。2014年、メンタルエステスクール代表の斎藤さちよ氏に出会い師事。深い学びの中で、一人でも多くの人を笑顔にすることが私の喜びだと気付き、メンタルセラピストの道を歩み始める。2015年には海外のスピリチュアルイベントに出展、現地の方からも好評を博す。手相、アニマルコミュニケーション、ヒーリング等も学び、2016年日本メンタルエステ協会認定講師となる。還暦を過ぎた現在も、人としての成長を志し、多くのイベントに出展し続け、地に足をつけたセラピストの道を精進中。

 

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