ひとりでがんばらないことが幸せに生きる道につながる

Vol.17【心と身体が元気でいるために、大事なこと】

 

皆さん、こんにちは。

介護メンタルセラピストの夏希優太です。

 

2024年がスタートしてもう2月。

一つの節目である立春も過ぎました。

またここから切り替えていきましょう。

そして本年も引き続き、夏希のコラムをよろしくお願いいたします。

 

それでは本題に入っていきます。

今回のテーマは、

「心と身体が元気でいるために大事なこと」について。

 

これは介護に限らずのことかもしれませんが、

介護をしていく上でも大切なことなので

ここでは介護に関して書いていきます。

 

心と身体は繋がっていて、

両方が整っていること、バランスが取れていること、

それが介護をする上で望ましい状態です。

 

どちらかが元気でないとやはりバランスは崩れてしまいます。

本調子でない、やる気が出ないといったことにもなり

介護のパフォーマンスが下がってしまいます。

 

私自身、少し前にそれを痛感することがありました。

今回はその経験をもとにお伝えをしていきます。

 

私は以前からアトピー性皮膚炎を患っていて

疲れが溜まってくると、

それが肌荒れという状態で身体にでてきます。

特に顔に強く出る傾向があり、

そうなると気になってしまい、心にも影響が及んでしまいます。

 

勿論、仕事の手を抜くことはありませんが、

やる気が出づらかったり苛々しやすかったり、

いつもならすぐに動けることにも時間がかかってしまうなど

仕事のパフォーマンス低下に繋がりかねない状況になってしまいます。

 

ですので、そういう時には

早目に病院へ行ったり、自身の生活環境を見直すようにしています。

眠れているか、余暇の時間はとれているか、

目一杯になっていないか(一人で抱えていないか、懸念事項はないか)。

気になることがあれば修正して対処することで、バランスが取れていきます。

 

何を伝えたいのかというと

自分がどういう状態になると心と身体の状態がアンバランスになるのか、

そのバロメーターとなるものを自分の中で分かっておくと

そこからの対処がしやすいということです。

私の場合は、肌荒れがバメーターの一つなのですね。

 

心と身体の状態は密接に繋がっています。

人間ですからバランスが崩れることは当然あります。

けれども、なるべく早くそこから切り替え、

心と身体が元気な状態で過ごしていくために

自分の中のバロメーターを意識してみてくださいね。

Vol.16【介護を長く続けるためのコツ ペース配分を考える】

 

皆様、こんにちは。

介護メンタルセラピストの夏希優太です。

 

11月の始まりは暖かい(暑い?)と思っていたら

中旬くらいから急に気温が下がり

あっという間に冬の寒さを感じるようになりました。

寒暖差が大きいので身体には負担がかかります。

体調には十分気をつけてお過ごしくださいね。

 

今回は介護を長く続けるためのコツについて

お伝えしていきたいと思います。

 

先に結論から伝えてしまうと、

介護を長く続けていくためにはペース配分を考えていく、

ということが大事なポイントとなります。

 

私自身の話になってしまいますが

私は走ることが好きで、フルマラソンを走ることもあります。

フルマラソンは、42.195kmの距離を走るのですが

当然最後まで全力で走り続けられる訳ではありません。

 

最初からスピードを出しすぎると

途中で息切れを起こして走れなくなります。

42.195kmという距離の中でペースの配分を考えることが必要になります。

 

快調に走れるところ、ペースを抑えた方がよいところ、

キツすぎてペースが落ちて我慢しないといけないところ、

色んな場面があります。

どうしてもキツイ時には一旦走ることを止めて

歩きに切り替えることもあります。

そうやって配分を考えながらゴールを目指していきます。

 

少し話が逸れてしまうかもしれませんが、

マラソンって介護に置き換えることができるなって思ったのです。

マラソンは42.195kmというゴールはあるものの、

そこまでの道のりは長く、途中で辛くなったり脚が痛くなったり、

場合によっては身体の不調が出ることもあります。

 

介護でいえば

中々上手くいかなかったり思い悩んだり

葛藤する部分がこの部分に当てはまると思います。

 

けれどそんな時にマラソンでは、

ペースを落としたり少し休んだり、ドリンクを飲んだりして調整をします。

これと同じで介護に於いても

辛い時やシンドイ時には無理をせずに意図的にがんばらないことも必要です。

そして周りのサポートも活用していく。休んだっていいのです。

 

マラソンは明確なゴールが見えますが、介護はその部分が見えにくいです。

だからこそ、ペース配分が大事なのです。

 

状況に応じてギアを全速力にしたり緩めたり、

そして時には止まる(休む)ことも必要。

そこのバランスを上手く調整して自分の心身を健康に保つことが、

長く元気に介護に関わっていけるコツなのです。

ぜひ実践してみてくださいね。