ずっと続く幸せマインドのつくりかた

Vol.10【邪気を払う】

 

2月になりました。少しずつ春の足音が聞こえてくる楽しみもありますね。ただ、まだまだ寒い日々が続きますので、体調管理をしっかりしていきたいものです。

 

さて、2月は節分があります。冬から春への季節の変わり目に、邪気(邪鬼)が生じると信じられていて、悪霊払いのための行事が行われていたそうです。そのひとつに豆まきがあり、豆は安価で鬼に当たると音が出てわかりやすい、という言い伝えがあるようですね。

邪気というとちょっとわかりづらいですが、季節の変わり目で気持ちが不安定になる、病気にかかりやすい、と考えるとわかりやすいかと思います。豆をまいて邪気(邪鬼)を払おうということです。日本の伝統行事のいわれを調べてみると、本当に面白いですし、自分はもちろん、家族や周囲の幸せを願う気持ちは今も昔も変わらないことに気づきます。

 

さて、私たちは普段の生活でこの「邪気」に振り回されることがあります。「いえ、私には見えないものはよくわかりません」という方もいるかと思いますが、「人や自分に良くない影響を及ぼす気」という意味で見るといかがでしょうか。意地悪な気持ち、よこしまな気持ち、不安ばかり感じている気持ち…私たちの周りにはこういったネガティブな気持ち、つまり邪気につながるものがあると思いませんか?

 

そして、私たちは無意識に、不必要な思い込みや思いグセにより、自分で自分に邪気を与えてしまうこともあります。そんな自分に与えてしまった邪気により、自分のやりたいことができなかったり、思ったことを素直に言えなかったりすることはもったいないですね。

例えば、やってみたいことがあっても「時間がない」「今さら…」という気持ちでトライしないで何年も経過して後悔する、そんな経験をしている方もいるでしょう。

 

自分で自分に与える邪気はコントロールできます。自分で自分にかけている邪気に気づいたら、早めに気持ちを切り替えてみましょう。

そんなに簡単に切り替えられないという場合は、今、自分が感じているネガティブな思いを紙に書き出してみると良いですね。書くと客観的に見ることができ、不必要な思い込みに気づくことができるかもしれません。もしかしたらあっさりと解決方法が見つかるかもしれません。

 

さあ、今年の節分は思いっきり豆をまいて、病魔はもちろん、自分の不必要な思い込みや思いグセといった邪気も一緒に払いのけてしまいましょう。

Vol.9【私もあなたも、運がいい!】

 

2026年、あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

年末年始はどんなふうに過ごされましたか?初もうでに出かけたという方も多いかと思います。お参りをすると、気持ちがスッと新しく切り替わった感じがしますね。また、初もうででおみくじを引く楽しみもあります。

 

さて、あなたは自分のことを「運がいい」と思っていますか?運がいいと思っているあなたは、そのまま進んでいきましょう。反対に、「運はあまり…良くないかも…」「私って本当に運が悪いんです!」そんなふうに思っているあなたは、今日から「運がいい」と思い込むことを意識してみませんか?

 

「そうはいっても、初もうでのおみくじ、『凶』が出ちゃって…」というあなた。本当に運がいいですね!だって「凶」みくじなんてめったに出ないと思いませんか?大吉や中吉など、「吉」がつくおみくじがたくさんある中で「凶」を引いているのです。

それに今、「凶」ということは、あとは「吉」に転じていくしかないわけです。いわゆる「伸びしろがある」、つまりこの先、運気上昇、成長するしかないというわけです。

 

こんなふうに物事をおもしろい方向にとらえ、思い込むように意識すると気持ちが軽くなって来ませんか?それまで自分が「イヤだな…」「心配だな…」と思っていたことも、たいしたことではないと思えるようになります。おみくじで「凶」が出ても、「私ってここから伸びるだけなんだ!」と笑い飛ばせば、なんだか気持ちが明るく感じます。

 

2026年もそのあともきっと、あなたにとって良いこと、良くないこと、いろいろあるでしょう。良くないことがあるからこそ、良いことが輝いて見えますし、ありがたく思うことができます。

そして、これまであなたの先祖が命をつないできたからあなたがこの場にいるわけです。そう、守られているのですから、「凶」が出たとしてもあなたはすでに「運がいい」のです。

こんなふうに意識をすることで、本当に運が良い人生になっていきます。良い思い込みを意識し、「ふふふっ」と笑える時間を増やす、そんな2026年にしていきましょう。

Vol.8【幸せのタネをまこう!】

 

12月になりました。2025年も今月で終わりですね。あなたの2025年はどんな1年でしたか。

 

さて、今回のお題は「幸せのタネをまこう!」。いったい何のこと?と思うかもしれませんね。これは私が今年、経験して思ったことです。

私はここ3年ほど、あるお仕事をしていました。上司や関係者の指導や助言をいただきながら進めていたのですが、周りの理解がなかなか得られない日々が続きました。ときには批判を受け、その批判が図星すぎて何も言えなかったこともありました。

 

正直、そのお仕事から離れたい気持ちでいっぱいでしたが、そんな中でも自分が今、出来ることを意識して実践していました。自分から学ぶほか、社内にも案内するなど、地道な「タネまき」を続けてきたように感じます。

おかげさまで「これはみんなでやったほうがいい仕事だね」という理解者が現れて、安心しました。

 

自分が続けていることがこの先、何に結びつくのだろう…と悩みながらお仕事をされている方もいるかもしれませんね。けれど、誰かの幸せにつながることであれば、できることから続けていけば身を結びます。もちろん、自分勝手に考えるのではなく、周りの方に相談し、指導されたことやいただいた意見を参考にしながら進めていくことが大切です。

 

ときどき「背中を見せる」と言って黙っている方もいますが、言わないとわからないことも多いです(状況によりますが)。伝えてみて、なかなかわかってもらえない場合は、わかりやすく伝えるにはどうしたらいいか、という改善のチャンスでもあります。

そうして少しずつ、少しずつ、発言し、行動していくことで、理解してくれる人、協力してくれる人が増えていきます。

 

池に石を落とすと、静かに波紋が広がるように、あなたがまいた幸せにつながるタネ=発言や行動は、どこかに、誰かに届きます。2025年にあなたがまいたタネが、2026年、何らかの形で開花するかもしれません。楽しみですね。

 

今年4月から始めたこちらのコラムを読んでいただいた皆様、本当にありがとうございました。来年も「幸せマインドづくり」につながるタネをまいていきたいと思います。来年もよろしくお願いいたします。

Vol.7【記録を活用する】

 

11月になりました。年末のイベントの話が出てくる時期ですね。季節の変わり目でもありますから、心身ともに穏やかに過ごせるように工夫してみましょう。

 

今回のお話は「記録」について。

記録と聞くと、ちょっと堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、日々の業務日誌、検査の測定結果の記録というように、お仕事にかかわる記録は数多くありますし、体調管理のために体重や体温、血圧の記録を取っている方もいるでしょうし、お子様が生まれた方はお子様の成長を記録されている方もいるでしょう。また、家計簿も記録の一つと言えますね。意外と私たちの身近に「記録」はあるものです。

 

仕事の上での記録は、のちの改善に大きな役割を果たします。また、以前のトラブルを記録しておくことで、次にトラブルが起きないように未然に防ぐという効果も期待できます。

また、部下の成長の把握や、自分自身の成長を確認することにもつながりますね。

 

ただ、記録は面倒なこともあります。「仕事のため」の記録はなんとかできるけれど、自分の記録というものはなかなか意識しないと続けられません。日記が続かない…という方も多いかと思います。

そんなときは記録を、「自分自身の将来のために活用する」という意識で実践してみると良いかもしれません。

ダイエットの時に食事記録や体調の好不調をつけると、日々の体調管理に役立ちますし、自分に合わない食材が見つかるかもしれません。また、イライラすると食べ過ぎてしまうといった考え方のクセが見つかったり、思った以上にがんばっている自分に気づき、次のステップの励みになりそうです。家計簿も、記録するうちに日常生活に使うお金がどれくらいか把握できるので、好きなことに使うお金が見えてきて楽しみが増えてきそうですね。

 

そんなふうに考えると、記録は、単に書き留めておくだけではなく活用することで威力を発揮しているといえます。自分の将来の在りたい姿に近づくために記録を活用するという意識なら続けられそうです。

 

2025年もあと2か月。目標を達成するためにあとひと踏ん張りする方も多いと思います。ただ、無理を重ねやすい時期でもあります。これまで自分がつけてきた記録がある方は、もう一度確認してみると、目標達成へのヒントが見つかるかもしれません。

そして、記録が続けられないという方は、今から一つだけでいいので記録を続け、2026年の目標設定につなげていきましょう。

Vol.6【失敗を引きずらない】

 

10月になりました。秋が深まっていく時期ですね。日本ならではの、四季の移り変わりを楽しみたいですね。

 

さて、仕事でも生活面でも、予定したことに変更があったとき、物事に変化が生じたとき、動揺して対応がうまくできなかった、という経験は誰でも一度はあるかと思います。

対応できたけれど、「もっとこうすればよかった」と後悔したり、対応に失敗してしまい、そのリカバリーにエネルギーを使って大変だった…なんてこともありますね。

次に変化が起こったとき、「もう二度とあんな思いはしたくない」と、逃げたくなるような気持ちになることもあります。

 

経験のない変化は、「初めてのこと」ですから、当然、マニュアルなどはありません。変化に対応するときは、自分がやってみて、失敗して、改善をして、という繰り返しの経験をもとに対応している、ともいえます。

そう考えると、「変化に対応した」「初めてのことに向き合った」というあなたがいるといえますね。そんなあなた自身に対して、「ダメだな。私」と失望したり後悔したりするのではなく、「よく対応したな」といたわってみませんか。

 

私たちは生きている中で、初めてのことを何度も経験します。子どものほうが初めてのことが多いと思うかもしれませんが、大人でも同じです。現に、携帯電話はスマートフォンになっていますし、自動車もガソリン車だけだったのが、今はハイブリッドや電気自動車もありますね。

学生から社会人になると、かかわる人間関係の年代も大きく広がります。結婚すれば、家族以外の人と暮らすわけですし、出産や育児も初めてのこと。自分と家族が年を取れば、生活様式も変わります。私たちにはたくさんの「初めてのこと」がこれからも出てくるわけです。

そんな見方をすると、「今までいろいろな変化に対応してきたのだから大丈夫」と言えますね。また、極端ですが、失敗があることは当たり前だし、後悔することもあるでしょう。

 

失敗をして落ち込んでも良いのですが、あなたがその経験をしたことで得たもの、学んだことが必ずあります。そちらに目を向けていく意識を持ってみてください。その意識を心がけることで、また変化があっても柔軟に対応できるあなたがいることでしょう。

 

今年もあと3か月となりました。この1年を振り返り、失敗したことで得たもの、学んだことを、自分の糧にしていこうという意識を持って過ごしていきましょう。