笑顔が一番
~心から笑顔になるために~
Vol.6【念願だった滝行をしてみてわかったこと】
この夏、滝行をしてみました。
皆さんは滝行をしたことがありますか?
私はこの夏、高尾山薬王院の水行のひとつ、滝行をしました。以前、亡くなった母に連れられ滝を浴びた事はありましたが、母流でしたので、ちゃんとした作法や所作は知らずにいました。
本格的な滝行と言うと敷居が高く、やってみたいと思ってはいましたが、今年の夏まで叶わずにいました。今年になって八王子市の広報誌に高尾山薬王院での写経のツアーの参加者を募っていて「やってみたい」と申し込み参加すると、今後のツアーの予定の中に琵琶滝水行体験がありました。私の長年の夢が叶うと思い、参加することにしました。
体験とはいえ、山伏であるお導師に付き添っていただき、専用の行衣を着用し、塩で身を清め、作法や所作を教えていただき、御宝号を唱えながらの本格的な滝行でした。滝に打たれる時間は3分程。御宝号を唱えている間に時間は過ぎました。何を考える間もなく時間は過ぎました。
後日、滝行の話を知人にした時に「滝行をしたら何か変わりましたか?」と聞かれ、「滝に打たれて浄化された感じ、例えるならば、水洗いできるお洋服をいつもはドライクリーニングでクリーニングしていたのを水洗いしてスッキリした感じ」と答えました。
以前からさちよ先生には『瀧行よりも人瀧』、形だけの瀧行をするよりも、人瀧、人との関わりが自分を磨いてくれるし、そこに学びがある、と教えていただいていましたが、瀧行を体験することで、そのことがしっかりと腑に落ちました。
瀧行は、山伏、修験者の厳しい修行のひとつ。滝行をする方それぞれ皆さんの感じ方も様々だと思いますし、何かが変わった方もいるかもしれません。
ですが私には、瀧行をする事が重要なのではなく、いつでもどこでも修行はできるということ、日々の日常が修行なのだと思い精進していくことが大切なことなんだ、ということに改めて気づけた良い体験となりました。
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小池清美(こいけきよみ)プロフィール

日本メンタルエステ協会 認定講師
メンタルセラピスト(日本メンタルエステ協会認定)
ヒーラー・チャネラー
東京都在住。
母親が信心深く、幼少期から神社仏閣を巡る。
「神様に頼むだけではなく、地に足をつけ自立した一人前の人になる努力をしなさい」と母親から言われ育ち、人としてしての成長を厳しく教えられる。結婚後は三人の子育てをしながら、母親から言われたことを守り続け自立した人間を志す。母親が他界、子供達も成人し、その頃より自分自身の生まれてきた意味や自分の天命や使命を模索し始める。2014年、メンタルエステスクール代表の斎藤さちよ氏に出会い師事。深い学びの中で、一人でも多くの人を笑顔にすることが私の喜びだと気付き、メンタルセラピストの道を歩み始める。2015年には海外のスピリチュアルイベントに出展、現地の方からも好評を博す。手相、アニマルコミュニケーション、ヒーリング等も学び、2016年日本メンタルエステ協会認定講師となる。還暦を過ぎた現在も、人としての成長を志し、多くのイベントに出展し続け、地に足をつけたセラピストの道を精進中。
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