理事長挨拶 

スピリチュアルからスピリットへ

 

あなたは目に見えない世界を信じていますか?

私は、あると信じています。

 

日本古来の風習や考え方の中には、目に見えないものを当たり前に受け入れているものがたくさんあります。

遠いご先祖様だったり、自然の中や物にも神様がいたり・・・。

それらは普通に私達の生活の中に溶け込んでいて、とても身近な存在だと思うのです。

 

私はセラピスト養成のスクールやセミナー、人財育成の研修、コンサルタントなどをさせていただいていますが、そういったことを通じ常々感じている事があります。

 

それは、夢を具現化したり家庭生活を充実させたり、自分の思うような人生を過ごしていける方は、その方の人としての力である「人間力」が備わっているに他ならない、ということです。

と同時に、目には見えない世界、一般的には“スピリチュアル”と言われていますが、その世界は「人間力」を高めていくために必要なツールの一つであるということも実感しています。

 

人生を歩んでいれば、当然ながら自分にとって良いことも良くない事もありますよね。

日々の生活のなかでも色々な問題が起こったり、息が詰まることや心が折れそうになることもあります。そしてそういう状況の時に「誰かに相談したい・・・」と思うのはとても自然なことです。

 

その時に、現実的な対処だけでは解決でききれない問題も、“目に見えない世界”を使わせていただくことで解決方法が広がります。それは自らの経験の中で実感して来た事であり、私自身もセッションという形で、目に見えない世界を活用しながらアドバイスをさせて頂いています。

 

でもご相談を受ける中で、あまりにもスピリチュアルという世界に傾倒し過ぎ、振り回され、その結果、現実の生活が上手くいかなくなっているケースを沢山見て来ました。

影響を受け過ぎている方が多い、これも現実なのです。

 

改善したいから相談に行くのに、かえってうまく行かなくなってしまう・・・

何故でしょうか。

 

思うに、どんなに良い答えやメッセージを頂いても、受け取る方が腑に落ちなければ行動に繋がらず、変わらない現実とメッセージとのギャップでさらに悩んでしまい、結果、結局状況が変わるどころかますます悪くなってしまう・・・。

 

たとえ感じる力(霊感やチャネリング等)がどんなに強くても、それをどう受け取り伝えられるかは、伝える側の「人間力」に大きく左右されるものだと思うのです。

いかにその方を主体として、その方に沿ったアドバイス出来るか。

 

あくまでも現実に生きている人間が主体です。

神様にお願いをしていれば解決する、わけではないのです。

 

魂の観点で言えば、この世に生を持つ時に、自分で親を選び環境を選んでいる、と言われています。人生において起きる様々な出来事、良いことも悪いことも全て自分で設定しているとも。だからこそ、乗り越えられない事はないと思うのです。

 

“スピリチュアル”ではなく「スピリット(魂)」

 

時代がどんな状況でも生き抜いていける「スピリット(魂)」をあなた自身が持っているのです。

 “スピリチュアル”を上手に使わせていただき、自分自身の「スピリット(魂)」を信頼し磨いていきましょう。それが「人間力」を高め、ますます輝きを増した人生を送れることに繋がると、私は信じています。

 

あなたの人生のために、このサイトを活用して頂けたら幸いです。

 

 

 

日本メンタルエステ協会理事長 

メンタルエステスクール代表

斎藤さちよ