ひとりでがんばらないことが幸せに生きる道につながる

Vol.4【認知症の方との関わりから学べること】

 

皆様こんにちは、TAKEMIです。

今回は、認知症の方との関わりの中から学べていることを

テーマに書いていきます。

 

認知症は脳の萎縮等から起こる疾患であり、

物事の理解や順序立てて行動することが難しくなります。

また自分の気持ちを上手く伝えることができないため、

コミュニケーションをとることも簡単ではありません。

 

しかし、そのような状態であっても

その姿から教えていただけることは多いのです。

今回は、私自身が日々の現場から学べている

2つのことをお伝えいたします。

 

まずひとつ目は、

「相手の思いを汲み取ることの大切さ」です。

 

冒頭にも書きましたが、認知症の方は

自分の思いを言葉で表現することが難しくなっています。

その代わりに行動でサインを出してくれることが多いのです。

 

例えば、トイレに行きたい時や身体の不調がある時。

そわそわと落ち着かなくなる方も多く見られます。

私を含めスタッフはその人がどんな気持ちであるか、

何を求めているのかを精一杯考えます。

 

相手の方の求めていることに応えられた時には、

利用者さんの表情も明るくなり、

労いの言葉にも温かみを感じます。

 

認知症の方は言葉を上手く表現できないからこそ

こちら側が相手の思いを汲み取ることがとても大切なのです。

 

ふたつ目は、

「しっかり向き合うことの重要性」です。

 

認知症の方は人の感情に対して

普通の人以上に敏感であると私は感じています。

家に帰りたいという訴えがある方に対して

現実的には難しいですが

次の日には帰れるという対応をすることもあります。

(この部分はとても心苦しいのですが…)

 

でも、認知症の方は

本当のことを言っていないことを見抜いていらっしゃるな、

と感じるのです。

忙しいからじっくり向き合っていられない、

認知症だから忘れてしまうかもしれない、という職員の甘えを

見透かされているように感じるのです。

 

ここから学べることは、

人としっかり向き合うことの重要性です。

 

目の前の方の思いに何とか応えたい、と

真剣な思いで接すると利用者さんはそれに応えてくださいます。

例えうまくいかなくとも怒ったり責めることもせず納得されます。

 

認知症の方は何も分からない、

すぐに忘れてしまう、というイメージが強いと思いますが、

深いところで人として大切なことを

分かっていらっしゃると感じるのです。

 

相手の気持ちを汲み取ることも

相手としっかり向き合うことも

相手が認知症の方だけに限ったことではなく

職場や家庭、日常のコミュニケーションをとる上でも

とても大切なことです。

 

認知症の方とのかかわりは

たくさんのことを教えていただける機会である。

そうした視点を持ちながら関わることで、

私自身の学びへとつながっています。

是非参考にしていただけたら嬉しいです。

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TAKEMI(たけみ)プロフィール

山口県在住。

大学卒業後、金融業界への5年間の勤務を経て現在の介護の道へ転身。2012年、友人の勧めにて参加をしたセミナーにて斎藤さちよ氏とのご縁をいただき2013年メンタルエステスクールへ入校。同校での学びが始まる。

スクールの学びの中で自身の過去についても紐解いて中で物事の捉え方等について学び、少しずつ前向きに変化していく自分自身を実感。物事の視点をほんの少し変えるだけで生きやすくなるという自身の実体験を通し、一人でも多くの方がそうある世界であってほしいと願う思いが強くなりセラピストのカリキュラムも受講。現在従事している介護の仕事を通して、その分野からも人々の支えになっていけるようにと日々奮闘中。介護の道は天職だと、本気でそう思っている。

 

ブログ:介護は天職!介護士が伝える日々を幸せに生きるためのヒント